2008年11月06日

点数

中間テストが帰ってきて、5科目の合計点が返ってる、最近の僕らの塾。笑いもありゃ、くやしがる姿もあるで、「結果」が返ってくるのは、
やはりドラマがあるもの。

その中で伝えたいのは、「白か黒か」または、「○か×か」
これしか受験にゃないってこと。
そして、大学就職資格試験。それらにグレーなんてなくて、
いつも答えは一つだけ。




やや偏った意見であるし、僕が従事している仕事は
少なくとも教育。長期的にみた、人格形成、教育論という見地に立てば、そりゃ、かなり急進的で、成果を求める、力づくの方法を取っているのかもしれんなーと。
そして、別に結論、受験という闘いに負けたって、人としては、そんなに大きな
ダメージじゃない。きっとね。いいも、悪いも。点数じゃ、何も計れない。


ここ2年、点数と人間性と、悪いものは悪いと叱るのか、もしくは、相手の考えをじっくり
聴いた上で、ロジカルかつ良心に従い、方向性を変えるように、一緒に考えていくのか。
時間、お金、どれも有限な中での選択とジレンマ






そう、毎日自習にくる生徒がいるのだが、彼はとても点数が高いわけじゃないが、
毎日。そう毎日続けた。テスト直前は、誰に言われるわけではなく、
「帰って寝ろよ」って声にも「いや、やるけ」の一言。
そう、続けただけ。

結果は決して僕の満足のいくものではなかったけれど、彼は彼なりに自信をつける点数をとり
そして、次も同じ得点の上げ幅を狙ってる。(なるほどね、その自信はあるってことかな?)
15歳の崖っぷちの挑戦。悪ぶって、アホばっかいったり、ま、うるさくて叱られたり。
でも、続けて結果を出した。点数という、客観的かつ比較できる数値でもって彼は彼の
存在を示した。誰にも自慢することなく。


二つ。
一つは、そばで見ていたにも関わらず、指導したにもかかわらず、そして、彼に
「お前ならー点とれる!いってこい」と言ったにも関わらず、それが実現できなかったこと。
ごめん。


もう一つ。
謝った僕に、「いや、まー次もあるから、次はー点だけいくわ」と、もう視点が次にいっている
フリをしてくれて。(きっとそうだろ?って思うのも、大人の勝手かな)
ありがとう。


と、久々に長くなったけど、彼から学べたのは、点数がすべてではないけど、点数は
人を成長させるかもしれない。ゆえに、追いかける、固執する意義がある。
少なくとも、「点数を狙っている人」は、成長していると。
(かなりポジティブに捉えてみるとね)

だから、人格、人間性、数値じゃ計れない部分も大切なのは言わずもがななんだけど、
点数に誰よりもhungryでないと、この生徒のような人間に失礼だと。

「実は点数に、意味なんかねーんだよ」というのは、満点をとった人間のみ
言えるだろうなと。俺にその資格はない。

さて、そんな小さな小さなドラマは、明日へ。
posted by 井本 拓海 at 01:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/109162764

この記事へのトラックバック